【更新】2022年6月16日
期間工の募集&入社祝い金ランキングの速報
入社祝い金が高いおすすめの期間工 – すぐやめてももらえる?

期間工の求人の中でひときわ目を惹く「入社祝い金」。20万円、30万円と額が大きいメーカーもあり、応募の決め手になることも多いと思います。ただ、入社祝い金だけで期間工を決めるのは考えもの。
入社祝い金の基本情報と注意点を理解した上で、期間工を選ぶ際のポイントにしましょう。
尚、入社祝い金が高いメーカーをご紹介していますが、時期によって金額が変わることが予想されます。
入社祝い金は、その名の通り入社したことによるお祝い金です。
入社しただけでもらえる手当なので、メーカーや人材派遣会社にとってメリットがないように思えますが、お祝い金を出してでも人材を確保したい、という目的があります。期間工は慢性的な人手不足なので、入社祝い金と言う魅力ある手当で多くの応募を期待しているのです。
入社祝い金は、採用するメーカー側が用意しています。
以前は、メーカー側が出す場合と、メーカーが求人掲載を依頼している求人サイト(人材派遣サービス会社)が出す場合があり、さらに中にはメーカーと派遣会社の両方から出る場合もありました。
メーカーと派遣会社両方から支給される場合は40万円、50万円と高額になることも。
しかし、職業安定法に基づく指針の一部改正により、2021年4月以降、派遣会社からのお祝い金が終了となったため、現在ではメーカー側が用意する入社祝い金のみとなっています。
派遣会社から応募すると入社祝い金が高くなる?
以前は入社祝い金はメーカー側、派遣会社、両方から出ることもあったため、期間工に応募するなら派遣会社経由が定番でした。
ただ、現在は派遣会社の入社祝い金がなくなっているためメリットが半減しています。
しかし、その他の部分で派遣会社を利用するメリットがあります。
派遣会社には専任コーディネーターがいるので、例えば複数のメーカーからより良い求人を紹介してもらえたり、面接時の注意点をレクチャーしてもらえたりします。
応募から採用までのスムーズさで言えば派遣会社経由の方が効率的です。
2020年のコロナ禍によって期間工の募集は一時的になくなりました。再開時もまだコロナの影響が残り、入社祝い金は減額されたり、あるいは無くなる場合もありました。
また、上記でも触れたように、法改正により派遣会社からの入社祝い金が廃止されています。
これらの影響で、コロナ前より入社祝い金は減少傾向となっています。
ただ、期間工は常に需要があるため、募集自体は無くなることはありません。
効率よく人材を集めるために入社祝い金と言う訴求力のある手当も継続されるので、メーカーが提示する入社祝い金はしっかりチェックしましょう。
求人ページでは、「入社祝い金」「入社特典」両方の表現を見かけます。
両方とも同じような意味で使われることも多いのですが、「入社特典」は様々な意味を含む場合があるので注意が必要です。
例えば、初回の契約更新時に支給される「契約更新手当」や、〇ヶ月以上勤務したらもらえる「勤続ボーナス」を入社特典としていることもあります。
いずれも、継続勤務した場合に支給される手当となるので、入社しただけでもらえると思っていたら当てが外れることも。
求人ページの詳細をしっかり確認することが必要です。
入社祝い金で気になるのが「いつもらえるのか?」「すぐにもらえるのか?」と言う点だと思います。
メーカーによって異なりますが、多くの場合、入社後すぐではなく、初任給の時に給料と一緒に支払われます。
また、派遣会社からも支給がある場合は、メーカーとは別で支給され、入社後1週間~10日ほどでもらえることが多いです。
入社祝い金が初回の給料で支払われる場合、そのタイミングまでしっかり在籍していることが条件となります。
細かい条件はメーカーによって異なりますが、入社後●日間は無欠勤、初任給までの出勤率が●割以上、などの条件が設けられていることが多いです。
期間工の契約期間は3~6ヶ月が多く、期間満了したら引き続き働くために契約更新するか、退職かを選びます。
この契約期間中に、途中退社してしまった場合ですが、入社祝い金がもらえる条件に満たない期間で辞めてしまうと当然もらえません。例えば初任給で支払われる場合、初任給前に辞めてしまう、などです。
入社祝い金をもらったあと、契約満了を待たずに辞めた場合は、返金とならない場合が多いです。
ただ、契約途中の退社は印象がかなり悪いのでできるだけ避けたいところ。入社祝い金をもらって即辞める、というのを繰り返して荒稼ぎする人もいますが、人材派遣サービス会社から期間工を紹介してもらえなくなる可能性が高いです。
入社祝い金の高いメーカーをピックアップしました。現時点で高額なメーカーだけでなく、過去に高額だった実績のあるメーカーも併せてご紹介します。
給料目安や満了金も併せてチェックしてみてください。
メーカー | 給料例 | 入社祝い金 | 満了金 | 募集 |
---|---|---|---|---|
トヨタ | 28~30万円 | 40万円(入社特典最大) | 39万円(6ヶ月) | |
スバル | 27~30万円 | 55万円 | 8万円(4ヶ月) | |
日産いわき | 27万円 | 50万円 | 10万円(6ヶ月) | |
日産栃木 | 34万円 | 70万円 | 18万円(6ヶ月) | |
日産車体湘南 | 27~35万円 | 30万円 | 5万円(1ヶ月) | |
日産車体九州 | 29万円 | 50万円(入社特典最大) | 4万円(1ヶ月) |
上記は一部のメーカーのみとなります。
各メーカーの最新の入社祝い金はこちらからご確認ください。
※金額は時期によって変更します。特に現在は、新型コロナウイルスの影響で多くの期間工求人が募集を停止しており、募集中でも入社祝い金がない場合もあります。
入社祝い金だけで期間工を決めてはいけない
入社祝い金は魅力的な手当ですが、支給は一回限りなことを忘れてはいけません。
長期的に多く稼ぐことを目的とするならば、給料の基本となる日給、定期ボーナスのような存在の満了金の額の方が重要になります。
特に満了金は6ヶ月で10万円~40万円にもなる手当で、契約期間すべて働いた場合にもらえる額は、入社祝い金を上回る存在となります。
「入社祝い金が少ないからこのメーカーはやめておこう」と言う判断は賢明ではありません。
入社祝い金は初動の稼ぎに大きく影響する手当ですが、年収単位で考えると、月々の給料、契約更新時の満了金も重要になってきます。
入社祝い金があり、さらには給料や満了金が高いメーカーが、結果多く稼げることになりますね。
3つ揃っているメーカーは多くはありませんが、
が年収の高いメーカーと言えます。
給料・年収重視で期間工を探すなら「高報酬の期間工リスト」をチェックしてみてください。
短期なら入社祝い金を重視すべき
長期的な目で見ると入社祝い金のみで期間工を決めるのは得策ではありません。しかし、短期間だけ期間工で働きたい人にとっては逆に重視してもよい手当となります。
手当によっては、契約更新が条件の手当も存在するので、契約更新せずに短期で辞める場合は手当が少なくなることもあります。しかし、入社祝い金は初回の給料で支払われることが多いため、短期で辞めた場合でももらいやすい手当なのです。